授業、サークル、インターンシップと充実した大学生活
私は、グローバルビジネス特設クラス(現:グローバルビジネス学科)に通いながら、文化系サークルを取りまとめる学術文化局や日本人学生と英国留学生との輪を深める日英サークル、イラストや本などを描いてアニメイベントに参加・出店し販売をする漫画研究サークルに所属しています。また、学外での活動として、福岡市の創業支援施設グローバルスタートアップセンターの長期インターンもさせていただいています。
グローバルスタートアップセンターでは、福岡市で起業をしたいと考えている外国の方のサポートや、海外企業と繋がりたい、貿易をしたい、インターンシップや留学がしたいという日本の方を対象としたサポートをし、授業以外でも実践的に英語を使う機会を設け、とても充実した毎日を送っています。
福岡市グローバルスタートアップセンターでのインターン
特に最近では、日本進出を考えているエストニア発祥の教育情報プラットフォームの日本語訳にも力を入れています。学校での成績や、履修している状況は、学生ならば学校独自のシステムを使ってほぼリアルタイムで簡単に見ることができますよね?でも、その内容が保護者に通知されるのは学期ごとだったり…というのが一般的な日本のシステムだと思います。実は外国では、教育情報プラットフォームを導入することで、ある程度コンスタントに共有されるのが現状のようです。
インターン活動が大学の研修へと繋がる
まずは試作用にと思って始めていた教育情報プラットフォームの日本語訳ですが、偶然にも日本進出に向けた実証実験の第一歩として、私の通う日本経済大学とエストニアの企業が提携を結ぶことになりました。このことがキッカケとなり、直接、学長先生にお話する機会を得ることができたんです。
インターンシップ先で学ばせてもらっていることや、卒業した後もスタートアップの支援に携わりたいと思っていること、またこの他にも今後やりたいと思っていることをお話しさせてもらいました。するとすぐに、IT先進国であるエストニアの実情を学んだり、締結式への参加を含めた、より実践的な学びを提供していただく「エストニア研修」が企画されることになったのです。これはもうぜひ参加させていただきたいと思い、すぐにエントリーしました 笑。
エストニアで学んだ貴重な時間
エストニアでは、経済情報省で行われた締結式、教育情報プラットフォームの企業で行われた打ち合わせにも加わり、実際の仕組みや、今後必要になるであろうローカライズについて伺うことができました。自分のやっていた翻訳が大きな取り組みへと進みつつあるのをみて、改めて「私ってほんとうに凄いことに携わっているんだな」って実感が湧きました。
このほか、起業イベント「Latitude59」にも福岡市のスタートアップスタッフとしてブースのお手伝いをさせていただきました。いままでの私は、グローバルスタートアップセンターやその仕事について、より詳しく説明する場面に合うことがなく、メンバーのやり取りを聴きながら…といった感じだったので、ちゃんとコミュニケーション取れるかな? 説明できるかな?といった不安や緊張でソワソワしていたのですが、実際に対応してみるとちゃんと相手に伝わり、丁寧に説明出来たことに、達成感や手応えを感じることができました。大人の人を相手にちゃんと説明できたことが凄く嬉しく、とても貴重な体験と時間を過ごすことができました。
いただいたご縁やチャンスを活かして
今回のエストニア研修は、今まで参加した海外研修の中で1番といっても良いくらい濃く、なかなか出来ない体験をさせて頂きました。日本に戻ってすぐのタイミングで、福岡市スタートアップ支援施設「Fukuoka Growth Next」がリニューアルしたのですが、そのオープニングイベントで登壇させていただきましたし、またこの登壇が1つのご縁となって、ラジオ「The Global News Of The Weekend」にも出演させていただきました。そのどちらも大学で日々、ビジネス英語に親しんでいることが根幹にあるんだろうなと感じています。
これから、大学では教育情報プラットフォームの実証実験が始まります。実は、せっかくの大きなプロジェクトなので、同じ目標を持った学科の仲間たちにも参加してもらえるように、各方面に調整しているところなんです。とてもワクワクですね!今後もいただいたご縁やチャンスを活かして、大学生活を充実させるのはもちろんですが、さらなる学内活動の活性化にも貢献していきたいと考えています。
グローバルビジネス特設クラス(現:グローバルビジネス学科)
教育情報プラットフォームの開発会社との締結式や実証実験のミーティングをはじめとしたエストニア研修に参加。